読者の皆様の中には、韓国ドラマをよく視聴される方は、おられると思います。
朝鮮半島は、高句麗、新羅、百済の三つの国に分かれていました。
『善徳女王』をレンタルDVD又は動画配信で何度か視聴したことがありませんか?
花郎(ファラン)という王様を守る若者の親衛隊集団。
上司の命令には、絶対に従わねばならず、(戦争で命を失うリスクがあり)彼らが気の毒でなりません。
彼らは、身体を鍛えることだけでなく、集団で共に取り組むために様々なルールや知識を習得しています。
現代の韓国の若者の歌手グループk-popは、韓国の国内だけでなく世界中で人気が高いと言われています。
k-pop:韓国でグループ発足の様子、世界中での反響
韓 国
k-popとは、韓国のポピュラー音楽の通称。1990年代,日本国内のポピュラー音楽が、j-popという言葉で呼ばれたことに影響して、比較語として使われるようになった。
韓国では、大衆音楽を「カヨ(歌謡)」と呼び、ダンスグループのみを限定してk-popと呼んでいます。
k-popの始まりは、1991年、ソテジワアイドゥル(というグループ)と言われています。
韓国音楽界で初めて、ヒップホップとR&Bを融合させたダンスホップを導入し、成功しています。
区分として、
世 代 | 年 代 | グ ル ー プ 名 |
第一世代 | 1,990年 | ソテジワアイドゥル |
第二世代 | 2,000年 | 東方神起、BIGBANG、Wonder Girls、少女時代、KARA、 |
第三世代 | 2,010年 | |
第四世代 | 2,020年以降 | S.O.S |
日 本
韓国のSMエンタテイメントが、日本のエイベックスと業務提携して、自社アイドル・グループの東方神起を起用した。「冬のソナタ」が注目されたのをキッカケに韓流ドラマやドラマの主題歌の仕事が増えた。
ア メ リ カ
2021年、7人アイドルグループのBTSが、ビルボードでアメリカ3大音楽授賞式の一つ「アメリカン・ミュージック・アワード」の大賞を受賞した。
この見出しの内容は、wikipediaから引用させて頂きました。
新羅の花郎:美と武道を極めた青少年修養団体
韓国の国立国語院の定義によると、新羅(前57~935年)に存在した団体であり、門閥と学識があり、外見がキッチリしている人物で作られて、心身の鍛練と社会が良くなるように導くことを理念とする。
花郎の指導者は、国仙又は花主と呼ばれて、仏教の影響で、花郎徒(花郎のチーム)は、道義、歌楽、山交渉猟を学び、宮廷に臣下や兵士として仕えたと言われている。
花郎の起源は、三国史記「新羅本記 真興王」によれば、優れた人材を朝廷に推薦するために設けられた制度である。
花郎の特徴について、下記の4項目となる。
1)伽耶から伝承された農楽:歌舞遊説を行う社交クラブ
2)国家有事の際、出征する青年戦士団
3)青年の国家的教育機関
4)貴族の子弟の官吏養成機関
特に新羅時代は、貴族の子弟のみの構成員であり、平民は、含まれなかった。
花郎の集団は、複数存在していて、200人〜1,000人/1集団の花郎徒(花郎のチーム)であったといわれている。
花郎の文献上の名簿が、真興王〜真聖王の在任に至る約350年間に記述がありましたので、一部の名簿を掲載しておきます。
国 王 | 花 郎 名 | 出 自 | 典 拠 |
第24代真興王 | 南毛・俊貞 | 三国史記、三国遺事 | |
斯多含 | 奈勿王七世孫、真骨 | 三国史記 | |
第26代真平王 | 金ユシン | 加羅王裔孫、真骨 | 三国史記、三国遺事 |
金令胤 | 父級喰盤屈、真骨 | 三国史記 | |
近郎 | 父伊喰大日、真骨 | 三国史記 | |
竹旨郎 | 父述宗、真骨 | 三国史記、三国遺事 | |
好世郎 | 三国遺事 | ||
居烈郎 | 三国遺事 |
この見出しの内容は、wikipediaを引用させて頂きました。
厳しい修行と美の追求:山岳寺院での鍛錬
韓国各地に残る山寺(サンサ)。世界遺産に登録された7つの寺院は、7〜9世紀にかけて創建されたもので、山岳寺院を指します。
韓国の仏教は、信仰、修行、共同体の居住空間が一体化していることです。
更に具体的な特徴として、仏殿やあずまや、講堂、宿舎そして建物に囲まれた屋根のない中庭(コダン)という韓国にしかない庭園です。
通度寺(トンドサ) 浮石寺(プソクサ)
園亭寺(ポンジョサ) 法住寺(ポプチュサ)
麻谷寺(マゴクサ) 仙岩寺(ソナムサ)
大興寺(テフンサ)
韓国の山寺は、国内785ケ所あるうち、unescoの世界遺産に登録されたのは、上記7寺が有名です。
寺院は、観光地としてだけでなく、現在と修行僧の日常のお務めとして使用する場であり、多くの信者も集まります。
寺院の建物自体が、山の急峻な地形に合わせて築かれており、自然との調和を大切にした設計がされています。
韓国の仏教は、自然との共生を重視しています。
この見出しの内容は、世界遺産マニア、wikipedia、world guideより引用させて頂きました。
博物館で探る花郎の美の秘密
韓国では、国立中央博物館が、首都ソウル市にありますが、その国内2番目に規模の大きい博物館が、「国立慶州博物館」。
慶州市の「慶州歴史遺跡地区」にあります。
新羅時代の遺物や仏教美術の工芸品、国王の墓から発掘された金冠や冠飾りなどの10点以上の遺品を所蔵されています。
博物館の敷地面積は、約2万坪を超える広い敷地になっていて、「新羅歴史館」、「新羅美術館」、「月池館」、「野外展示場」と4エリアに常設展示で約3千点の遺品が、常時展示されています。
特に見学して、おすすめの展示物もあります。
「聖徳大王神鐘(国宝第29号)」は、博物館の入口正面玄関にあり、東洋の地域の国では最大級の銅鐘。
「天馬塚金冠(国宝第188号)」は、博物館内には、天馬塚(チョンマチョン)から出土した金冠。
この見出しの内容は、韓国旅行コネストkonest.com及びWikipediaから引用させて頂きました。