読者の皆様は、毎年冬場にどのようにお過ごしでしょうか?
私たちは、冬の季節の過ごし方として、暖房器具でお部屋を暖めても、空気が汚れるので、窓をしばらく開けるなどして、空気をクリーンしようとしますが、どうしても空気が乾燥してしまいがちです。
対策として、加湿器と空気清浄機を併用して、身体の体調維持を図るために利用していますが、それでは果たして、充分に使える方法なのか?もっとベストな過ごし方はないのか検証して行きます。
今回は、ウイルスや微細なホコリから防ぎ、及び水分ありの潤いのある空気を使って、体調を崩さないための機器を紹介したいと思っています。
加 湿 機 能 の あ る 清 浄 機 と は ?
空気清浄機は、空気中に浮遊する微細な物質をフィルターでろ過し、クリーンな空気を部屋に放出する基本的な働きがあります。
微細な物質とは、何か?具体例として、ハウスダストや花粉のような大きいサイズ~カビ、タバコの煙orウイルスなどの小さなサイズのものが該当します。
空気清浄機には、HEPAフィルターと呼ばれる集塵フィルターが付いています。JIS規格では、o.3umの粒子に対して99.97%以上の粒子を捕集率があると言われています。
空気清浄機は、フィルターの機能が集塵と消臭があり、取り込まれた空気を放出するファンの機能で構成されているが、最近の各メーカーでは、加湿機能を加えた「加湿空気清浄機」製作して、販売している。
加 湿 空 気 清 浄 機 の 需 要 時 期
(1)空気清浄機の本来の需要:毎年11月~2月の間になっています。
(2)春先の花粉の飛散が、2月~3月にピークを迎えるとニュースでも報道されています。
(3)その花粉対策として、空気清浄機の人気が高まりました。
(4)さらに加湿器(単独の需要期:毎年11月~1月)の機能を加えた1台2役の加湿空気清浄機の評判が良くなりました。
各 メ ー カ ー 取 扱 品 の 特 徴
ダイキン「ACK70X」
・除菌機能「ストリーマー」を2基搭載している。
・フィルターは、撥水・撥油の効果が高い素材を使い、目詰まりが起こりにくいのが、特徴です。
・後継モデル(ACK70Y)は、店頭価格5万円だが、この商品が2年前に発売を始めたので、現在の価格では、3万円以下で買えるので、お買い得です。
シャープ「KI-PX70」
・1cm3あたり5万個以上の高濃度のプラズマクラスターイオンを出す「プラズマクラスターNEXT」を搭載し、空気の除菌・消臭が行える。
・センサーで感知した空気の汚れを、気流を切り替えて空気の循環を促すルーバーの機能が搭載されている。
・スマートフォンのアプリと連携して使える「COCORO AIR」を利用できる。
パナソニック「F-VC70XU」
・パナソニック独自の「ナノイーX」イオンの高濃度版「ナノイーX9.6兆」の機能を有し、空気の除菌・消臭が行える。
・清浄機本体の下部にセンサーを取り付けてあり、床付近の花粉などを効率よく吸い込む「花粉撃退気流」の機能が付いていて、集塵量が従来の1.5倍になる。
・この商品は、1年前に発売されたモデルなので、4万円台で購入できるのが、お買い得です。
シャープ「KI-NS40」
・1cm3あたり2万5千個以上のプラズマクラスターイオンを出す「プラズマクラスター25000」の機能を持っている。
・置場を選ばないスリムな形をしていて、フィルターは、集塵・脱臭の一体型フィルターで、2年間交換不要になっている。
・2022発売モデルの商品であるので、2万円以下で購入できるのも、嬉しいタイプです。
機 能 を 活 か せ る 場 所 と は ?
加湿空気清浄機を置くのに相応しい場所について、具体例を説明しておきます。
・エアコンの設置場所や窓際の直射日光が当たる場所を避けます。
・バスルームのように、高温or多湿で水をよく使う場所を避けます。
・調理で油を使って、部屋の中で油が飛び散るキッチンでは、清浄機を使う効果が少ない。
・リビングルームでは、部屋の真ん中に、清浄機本体を置くと効果がある。
・冬場の季節に、寝室にて部屋の乾燥を避けるため、加湿機能だけを使うと効果がある。