自己のスキル(職務遂行能力)を常に、意識して向上させるには

(1)ある仕事への憧れ

私が、今から25年前にある会社:A社で倉庫管理の仕事を5年間していましたが、会社の業績不振で、退職をせざるを得ない状況でした。会社を退職して、いざ仕事探しをして、次に就業する会社に自分の特技を果してアピールできない自分に歯痒い気持ちで一杯でした。退職の仕事経験を振り返りまして、<1>在庫管理、<2>よく売れる商品or何ヶ月や何年も売れない滞留品の整理、<3>会社の取扱い商品の特徴の理解 等この程度の職務経験で足りないのではないかと不安な心境になったものでした。

就職活動ではある会社の面接に応募する機会があり、その会社では、面接と職場見学があり、職場見学で倉庫内をフォークリフトが忙しそうに、動き回っている光景を、覗いていまして、当然私には、機器(フォークリフト)の運転未経験でしたので、不採用でしたが、この際未経験の仕事スキルの実績を積んで行けば、仕事の幅が広がり、仕事の自信にも繋がると感じました。当時は、リフト運転手の運転振りが何度も目立っていて、「カッコいい。あの人のように、自分もやりたい。」と興味を持ったものでした。

(2)リストラに遭遇し、周囲の人への不信感を持つ

就職活動が、落ち着いて、今度は、B社に就業ができました。B社では、私の望んでいたこと:フォークリフトの免許取得or本格的なフォークリフトを利用しての倉庫管理の仕事に、従事できるようになりました。また、仕事のメニューも増えて、<1>会社の在庫品の売れ残りを営業職の人に報告<2>パソコンを使って納品書発行のデリバリー作業 と忙しくなりました。特に<2>の仕事では、平日の始業開始9:00よりも2時間早く出社しての仕事は、忙しかったと記憶しています。

会社の仕事も年々忙しくなって、平日は、朝6:00~夜21:00/1日ぐらいの仕事時間も頻繫に仕事に従事することもあって、私生活に余裕がなくなったものでした。

毎日が幾ら忙しくても、愚痴すら言わず、黙々とやっていた私でしたが、会社の上級管理者の人から「業績不振の理由で、退職の依頼」があったこと自体、納得できない気持ちで一杯でした。「どれだけ会社の仕事の為に無理なこともいくらか応えてきたのに、何故なのか?私は、ボロ雑巾のように汚れるまで使って、使えなくなれば、ゴミ箱に捨てられた気持ちになった。」と私は、実感しました。

(3)3年間に及ぶ就活(就職活動)を振り返って

私は、B社在職中に退職することに悩んでいましたが、当時同じ職場の人が『退職後、仕事探しするのに、倉庫管理の仕事は、求人が少ないから、いつまでに就業できるか心配で、その点、介護職の求人は、多いので、悩まずに就業できるから、これからは、介護の仕事を目指します。』と。

私は、その人の意見には、大いに違和感がありました。私自身、倉庫管理の仕事以外の全く畑違いの仕事には、どれだけ収入が良くても、途中でリタイヤする心配があったので、その人の意見には、賛同できませんでした。

私は、就活1年目は、国からの失業保険の給付があり、生活費の心配がない分仕事探しに集中できましたが、2年目、3年目は、失業保険の補助がない分、貯金を取り崩して生活費を補填してましたが、何年後に就業できるか予測できなかったので、私自身、どう行動していけば良いか心配で、答えが出ませんでした。

求人探しに関しては、初めの1年目は、自宅近くの職業安定所(ハローワーク)に立ち寄り、毎日求人探ししてましたが、次第に足を広げて他地域の安定所or他府県の安定所にも立ち寄ることが増えました。

1年目の就活の成果がなかったので、2年目、3年目は、職業安定所の求人ばかりに頼らずに、求人サイト5社を含めた求人をリサーチして、より私の経歴にマッチングした求人に応募できるように、臨みました。履歴書、職務経歴書の作成部数も、常時40、50部を作り置き、特に求人サイトでは、毎週末に新しい求人が掲載されることが分かり、それに合せて、リサーチで応募したい(求人3、4社/週)に応募してました。

就職活動で就業のメドが付くようにしっかりとした計画を立てて、こうすれば確実に成功するor失敗するという流れを全て理解している人など世の中には存在するのかな。そのような人が羨ましく思ったことが、私自身、何回も考えたことがありました。

さて、失業して3年目には、テレビ、新聞の報道では、(ジャンル:景気対策)の報道を関心持って聞いていますと、私の失業1年目、2年目なら求人を募集しないor募集の少人数だったのに、失業3年目頃から求人募集が増えていくのは、何故か?世の中に失業者が多いと消費にも影響力(販売店の売上実績が減って、倒産する会社が増える)があるのではないかと感じました。

(4)親族関係者の職務経歴を聞いて

私事ですが、実家で独身時代に今は亡き母から、母方の祖父、母方の叔母、母自身の職務経歴を聞いたことがありました。祖父は、若い世代から機械の設計図を作成する設計士、叔母は、銀行の事務職、母は、婦人服を製作する和裁洋裁の仕事。

(祖父の)機械の設計図を作成する仕事は、1ミリの図面の狂いが致命的なミスだそうですが、設計図を基にした物が完成してその商品の見た目だけでなく、商品の使い勝手まで確かめられたら、設計の仕事には存在感があるのではないかと感じられます。昔の家族のスナップ写真の1枚には、祖父自身が経営していた鉄工所の従業員と隣には、航空機の車輪らしきものが投影されているのを見ると、祖父は、恐らく立派な仕事をしていたのかと考えさせられます。

(叔母の)銀行の仕事は、今でも誰もがご存知の通り、PM3:00営業終了しますが、お店の人のお仕事は、お金の計算が合わなければ、何回でもやり直しで、金額が合致するまで仕事を済ますことができなくて、それが宿命だそうです。私達のように銀行の仕事を知らない者には、驚きであり、銀行員の勤務時間が短く、収入が高いと誤解されるのは仕方ない。叔母含めて銀行で働くこと自体、苦労が伴うのかと分かり、また、その苦労の多い仕事を40年以上生涯の仕事として続けていた叔母の仕事人生を大いに見習いたいと思っています。

(母の)和裁洋裁の仕事は、父親の仕事の設計士と同様に机で長時間すること自体、似てますが、母は、どんなキッカケでこの仕事を始めたのか?詳しいことは、聞いていません。母は、独身時代には、父親の経営する鉄工所の事務をして、30代で結婚してから専業主婦の立場でこの仕事を始めています。母のこの仕事の実働年数は、90歳代で亡くなってますので、80歳代まで続けていたとして、50年間は、仕事をしていたと想像すると、母自身もよっぽどこの仕事に憧れて、興味をそそることが、一杯だったのに違いないと思います。

(母の仕事の一部分:かけつぎ)ある時、私の通勤用に使っていたスーツのズボンのひざ部分が、破れor繊維のほつれで見苦しくなったので、新たに購入するつもりでいてましたが、母が、その見苦しい部分を糸で補修してくれた記憶があります。流石に私も母が、普段から仕事のスキルを磨いていたことが実感され、その時は、ありがたい気持ちのみでしたが、今は仕事のスキルが役に立つのだなと感じました。

以上、母から直接聞いた母自身の仕事経歴or祖父、叔母の勤務経歴を検証してゆきますと、共通点として、適性もありますが自分の生涯掛けてしたい仕事に取り組む姿勢は、見事な印象が感じられます。どの人も苦労していても、自分はこんな人間になりたいんだという人生目標を持ち、取り組んでいたことが伺えます。私もこの3人の生き方を参考に仕事探ししていました。

(5)職業安定所(ハローワーク)、求人サイトの会社の方々にお世話になったこと

私自身、30年以上前にいざ就活したら、履歴書の作成や面接の進め方について理解してないことが、多く、実際に応募しても、納得できるように活動できたかと自問自答しても、行動できてないと思っています。

誰でも会社を退職したら、最寄りの職業安定所(ハローワーク)で失業保険の認定の為来所します。私達失業者は、安定所によく立ち寄ります。安定所でも私達失業者の為に、模擬面接会、応募書類(履歴書、職務経歴書)の作成方法説明会、様々なジャンルの資格試験受付等を実施しています。

応募書類の作成方法なる説明会があること自体、私達失業者でも作成方法のイロハすら知らない人が多かったのではないかと私は想像します。

私自身、履歴書さえ書けば、何とかなるぐらいのことしか知りませんでしたので、    <1>自分自身の学歴、職歴、特技、資格等プロフィールをまとめる作業、応募書類を作成するのに基礎となる内容で重要     <2>職務経歴書の様式をパソコンに保存して、求人の応募前に気軽に作成できる作業の環境を設けること、      <3>模擬面接では、面接官が予想外の問いかけばかりだったと記憶しています。      <4>履歴書の応募動機の内容を編集するのに、何度も悩んでいましたので、相談しました。ハローワーク窓口でも安定所の職員以外に代わり就活支援会社の人らしき方もおられて、何度もアドバイスしてもらいに伺ったものです。     <5>就活アドバイザーの質について、印象に残った出来事がありました。私含めて失業者は、就活で行き詰ったり、悩んだりしたら、相談に伺います。アドバイザーの方は、普通は、尋ねた人の悩みの解決の糸口を話してくれます。たまに(当時求人が多い職種があって)失業者が応募したくない職種を勧めたりするアドバイザーの方もおられましたので、そのようなオススメの話をお聞きする気持ちにはなれませんでした。

(まとめ:就活で悩み多い人へ)

現在の社会情勢として、コロナウイルスの発生で失業された方がおられると聞くと、悲しくてやりきれない気持ちになります。私の経験したことの説明が仕事探しされている方への役立ちにでもなれば、幸いです。読者の方でも就活中の方にこそ一日も早く就業が叶うことを、祈っています。

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